[2015年シーズン成績]J1年間順位5位 18勝5分11敗57得点41失点
クラブの哲学、チームのスタイルがぶれることのない鹿島がタイトルを奪還するには、昨季9得点を挙げたMF金崎夢生の穴をいかに埋めるかが課題となる。
長らく守護神を務めてきたGK曽ヶ端準の後継者探しというテーマに関しては、清水から期限付き移籍ながらGK櫛引政敏を獲得。リオ五輪出場を決めた次世代を担う新鋭と、経験豊富なベテランがポジション争いを繰り広げることで、互いの相乗効果が期待できそうだ。
また、守備陣に関しては、DF昌子源、DFファン・ソッコ、DF植田直通に加え、清水からブエノを加えて選手層に厚みをもたらしている。中盤にしても小笠原満男のプレーは色褪せず、湘南からMF永木亮太を加え、より選手層は増したと言える。本山雅志が付けていた背番号10を受け継いだMF柴崎岳も健在で、カイオや遠藤康らが織りなす両サイドもそれぞれ特徴を発揮できるとあって、2列目から後方は盤石の陣容を整えたといえるだろう。
そこで、やはり課題となるのが前線、すなわち得点源となる。昨シーズンは、ケガに泣いたジネイは順調に調整を進めているとはいえ、その実力はやはり未知数である。FW赤崎秀平や山形から復帰したFW高崎寛之がどれだけ結果を出せるかも、チーム浮沈のカギを握ることになるだろう。
前線の得点力が乏しければ、カイオやMF土居聖真、遠藤ら2列目を担う選手たちの突破力や決定力がものを言うことになる。ニューイヤーカップの宮崎ラウンドでも、福岡に2−0、熊本に2−0と勝利したものの、やはりFWの得点はなく、赤崎、ジネイの2トップで臨んだ千葉戦では得点を奪うことなく0−1で敗れている。この得点力不足という不安要素を、就任2年目となる石井正忠監督は、どのように補っていくのか。その采配が試されることになる。
また例年、鹿島はスタートダッシュで躓く傾向にある。タイトルを奪還するには、序盤から勝ち星を重ね、不安要素を消し去る“勢い”も重要となるだろう。誰よりも勝利に飢え、勝ち方を知っている小笠原がいるだけに、その姿勢や哲学がどこまで他の選手たちに伝播していくかも結果を左右することなりそうだ。
[移籍IN&OUT]
>IN
永木亮太(湘南)、ブエノ(神戸)、三竿健斗(東京V)、高崎寛之(山形)、櫛引政敏(清水)、垣田裕暉(昇格)、平戸太貴(昇格)、田中稔也(昇格)、町田浩樹(昇格)
>OUT
金崎夢生(ポルティモネンセSC)、山村和也(C大阪)、本山雅志(北九州)、鈴木隆雅(愛媛)、佐藤昭大(熊本)、豊川雄太(岡山)、梅鉢貴秀(山形)、ダヴィ(未定)













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