[2015年シーズン成績]J1年間順位2位 21勝9分4敗69得点40失点
クラブ史上最長となるペトロヴィッチ体制5年目を迎える浦和は、喉から手が出るほどタイトルを欲している。昨シーズンは1stステージこそ優勝したものの、2ndステージではやはり失速。CS準決勝でもG大阪に敗れ、またしてもタイトルを逃してしまった。天皇杯でも決勝には進出したものの、またしてもG大阪に敗れ、あと一歩のところで栄冠に手が届かないのが実情だ。既存の選手たちは、痛いほど責任を感じるとともに、自分たちに足りないピースを探し続けている。
戦力を見れば、リーグ戦とACLを並行して戦えるだけの戦力は擁している。今シーズンも湘南からMF遠藤航を加え、中盤を強化。さらにはCBにもイリッチを獲得した。これによりCBが1枚欠けると、MF阿部勇樹を1列下げて対応することで、中盤の配給が苦しくなるという問題点も改善されると言えるだろう。WBのポジションにも、京都からMF駒井善成を獲得して、成長著しいMF関根貴大、安定感のあるMF宇賀神友弥、さらにはユーティリティーのMF梅崎司と、各サイドに2枚は揃う陣容が整った。前線を見渡してもFW興梠慎三、FWズラタン、FW武藤雄樹、FW李忠成、FW高木俊幸に加え、昨シーズンはケガに苦しんだFW石原直樹もいる。ターンオーバーを採用したとしても、常にハイレベルな11人を揃えることができるだろう。
ただし、それでもタイトルへの道は険しいと言わざるを得ない。対戦相手は5年目を迎えるミシャサッカーをより研究してくるであろうし、引いて守りを固めてくることは必至だ。コンビネーションによる自分たちのサッカーで打開できなくなったとき、いかにして各々が状況や時間帯を判断して、試合巧者になれるか。セットプレーでゴールをこじ開ける、ドリブルで打開する、強引にシュートを打つ……はまれば浦和のサッカーは美しいが、勝利にはときに泥臭さも必要である。指揮官に言われるだけでなく、そのとき、そのときでピッチに立つ11人がオリジナリティーを出せるか。そこがタイトル獲得への最後のピースとなる。まずは一つ。すべてを獲ろうと焦るのではなく、一つ目を獲得することで、その先は見えてくるはずだ。
[移籍IN&OUT]
>IN
駒井善成(京都)、ブランコ・イリッチ(FCアスタナ)、遠藤航(湘南)、岩舘直(水戸)、伊藤涼太郎(作陽高校)、福島春樹(専修大学)
>OUT
阪野豊史(愛媛)、岡本拓也(湘南)、茂木力也(愛媛)、斎藤翔太(水戸)、鈴木啓太(引退)













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