[2015年シーズン成績]J1年間順位10位 12勝9分13敗46得点43失点
1年での路線変更ではあるが、ある意味、柏は本来の既定路線に戻ったと言えなくはない。アカデミーを指導し、強化部ダイレクターをも務めた吉田達磨前監督が1年で退任し、今シーズンよりブラジル人であるミルトン・メンデス監督が新指揮官に就任。かつては同じくブラジル人のネルシーニョ監督が指揮して2011年にはJ1優勝を成し遂げただけに、ブラジル式のサッカーで再び覇権を取り戻そうとしているようにも映る。
チームも5年前と同じく、ブラジル人選手たちを揃えた。FWディエゴ・オリヴェイラに、東ティモール国籍であるMFジュリアーノ・ミネイロを新たに加え、既存のFWエデルソン、DFエドゥアルドを含めれば、同時に4人の外国籍選手がピッチに立つことができる。ディエゴ・オリヴェイラ、ジュリアーノ・ミネイロの得点力であり破壊力は未知数だが、これによりエースだった工藤壮人の穴は埋まるかもしれない。さらにはスポルティング・リスボンからFW田中順也が期限付きながらも復帰。合流が遅れたため、新たなるサッカーを理解するのに時間を要するかもしれないが、これも勝手知った古巣復帰だけに馴染むのも早そうだ。
DF鈴木大輔、DF近藤直也、GK菅野孝憲が抜けた守備陣は懸念もあるが、仙台から鎌田次郎を獲得して補っている。何よりメンデス監督は守備意識が高く、全員守備から攻撃に繰り出す戦術を採用する。キャンプでも選手たちはボールを使いながらも、かなりのスプリントを要求されており、「部活」と悲鳴を挙げたほどのフィジカル強化を図った。その戦術は未知数ではあるが、ボールを奪ったら縦に早いサッカーを標榜するだけに、甲府から加入した快足FWの伊東純也やFW大津祐樹らのスピードも生きるかもしれない。
[移籍IN&OUT]
>IN
田中順也(スポルティング・リスボン)、ジュリアーノ・ミネイロ(チョンブリ)、ディエゴ・オリヴェイラ(ポンチブレッタ)、手塚康平(オネハンガスポーツ)、伊東純也(甲府)、鎌田次郎(仙台)、湯澤聖人(流通経済大学)、中村航輔(福岡)、滝本晴彦(昇格)、安西海斗(昇格)
>OUT
工藤壮人(バンクーバー・ホワイトキャップス)、藤田優人(鳥栖)、キム・チャンス(全北現代)、三浦龍輝(長野)、クリスティアーノ(甲府)、菅野孝憲(京都)、狩野健太(川崎F)、近藤直也(千葉)、鈴木大輔(未定)













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