[2015年シーズン成績]J1年間順位7位 15勝10分9敗45得点32失点
課題とされていた前線の強化において、補強という観点においては十二分に達成されたとは言えないだろう。昨シーズンは松本でプレーしていたMF前田直輝を獲得したとはいえ、FWアデミウソンが抜けた穴は埋め切れていない。そのアデミウソンだけでなく、テクニシャンのMF藤本淳吾までもがG大阪に移籍し、前線の選手層は現時点で薄いと言わざるを得ない。
何より続投するエリク・モンバエルツ監督が掲げるサッカーは、攻撃面においてコンビネーションを重視する。昨シーズンもアデミウソン、FW伊藤翔、MF齋藤学らの連係構築に時間を要したことでチームは苦しんだ。司令塔の中村俊輔が2ndステージに入ってケガから復帰すると中盤でボールが落ち着き、結果も伴っていったが、それでも得点力不足は改善されなかった。年間順位で7位以上を見ても横浜FMより総得点で下回ったチームはいく、伝統を誇る堅守に助けられて7位でフィニッシュした形だ。
それだけに今シーズンは攻撃の成熟がどれだけ成されているかがカギとなるだろう。頼みはやはり中村である。ラフィーニャ、伊藤翔、齋藤、さらには新加入の前田をいかに操るか。また、中盤の底を担うことになる喜田拓也や三門雄大、兵藤慎剛ら運動量豊富な選手たちが、稀代の司令塔をサポートできるかがポイントとなる。
DF中澤佑二、DFファビオ、さらにはDF栗原勇蔵が形成する守備陣は、昨シーズン同様、大崩れすることはない。それだけに覇権奪還へのシナリオは、攻撃の迫力を増すとともに、得点力アップが必須となる。
[移籍IN&OUT]
>IN
高橋拓也(YS横浜)、前田直輝(松本)、金井貢史(千葉)、富樫敬真(関東学院大学)、パク・ジョンス(慶煕大学)、新井一耀(順天堂大学)、遠藤渓太(昇格)、和田昌士(昇格)
>OUT
藤本淳吾(G大阪)、アデミウソン(G大阪)、奈良輪雄太(湘南)、端戸仁(湘南)、北谷史孝(山口)、矢島卓郎(京都)、熊谷アンドリュー(金沢)、鈴木椋大(東京V)、天野貴史(長野)、比嘉祐介(千葉)、松本翔(未定)













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