[2015年シーズン成績]J1年間順位8位 13勝9分12敗40得点44失点
曺貴裁監督が率いて臨んだ2度目のJ1を年間8位で終えた湘南は、確かな手応えをつかんだ。2013年は16位に終わりJ2降格を余儀なくされたチームは、走力をベースにアグレッシブなサッカーで1年でのJ1返り咲きを果たすと、迎えた昨シーズンはJ1残留という結果を勝ち得た。ピッチにいる全員が攻守において走るサッカーは、今や湘南スタイルとして定着し、支持を集めている。
今シーズンも就任5年目を迎える曺監督が率い、目指すサッカーに変わりはない。曺監督自身も今シーズンに臨むにあたって、「挑越」とのスローガンを掲げ、挑戦しながらも自分たち自身を超越していくというコンセプトを提示した。
ただし、状況は厳しいと言わざるを得ない。J1残留を勝ち取った昨シーズンのチームを支えたDF遠藤航とMF永木亮太がそれぞれ浦和と鹿島へ移籍。GKの秋元陽太もFC東京へ新天地を求めるなど、大黒柱を失った。曺監督は、「これまで主力やレギュラーという言葉を使ったことはない。主将と副将を失ったという事実はある」と、誰が出場しても同じ戦い方ができるという強気なコメントを寄せたが、客観的に見れば戦力ダウンであることは事実だ。
DF奈良輪雄大、FW端戸仁を横浜FMから、MFパウリーニョを千葉から獲得するなど、補強も行ったが、彼らがいかに走力をベースとした湘南スタイルにフィットするかが、今シーズンの行方を左右する。遠藤、永木の二枚看板が抜け、戦力的に厳しいと見られる中、湘南はその評価を「挑越」することができるか。また、菊地俊介、高山薫、三竿雄斗らが軸として成長していくとともに、第二の遠藤であり永木のような選手を作り出すことができるのか。J1定着を目指す湘南は、間違いなく勝負のシーズンを迎える。
[移籍IN&OUT]
>IN
タンドウ・ベラピ(メルボルン・シティ)、岡本拓也(浦和)、パウリーニョ(千葉)、下田北斗(甲府)、村山智彦(松本)、奈良輪雄太(横浜FM)、端戸仁(横浜FM)、田村翔太(福島)、岡﨑亮平(熊本)、山根視来(桐蔭横浜大学)、神谷優太(青森山田高校)
>OUT
永木亮太(鹿島)、秋元陽太(FC東京)、遠藤航(浦和)、キム・ジョンピル(チョンブリ)、アリソン(未定)、アモリン(未定)、古林将太(名古屋)、イ・ホスン(全南ドラゴンズ)、可児壮隆(金沢)、広瀬健太(栃木)、澤田篤樹(未定)













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