[2015年シーズン成績]J1年間順位13位 10勝7分17敗26得点43失点
昨シーズンJ1残留に貢献した主力たちがこぞって移籍し、戦力ダウンの印象は否めない。特にFWバレー、FW阿部拓馬、MF阿部翔平、MF伊東純也が抜けた攻撃陣は深刻で、柏から復帰したFWクリスティアーノ、FWニウソンらブラジル人選手がどこまで爆発するかにチームの命運は委ねられている。それでもチームの堅守を支えたDF土屋征夫、DF山本英臣、DF津田琢磨の屋台骨が健在なのが救いであろう。
チーム全体でブロックを形成して相手のストロングポイントを消していくサッカーが今シーズンもベースだ。対戦相手も甲府の守備に関しては、苦手意識やいい意味でのしつこさを感じており、その堅守が継続できれば、勝ち点1を積み重ねていくことはできるかもしれない。
ただし、そこから先、J1残留を確かなものとするには、やはり得点力が必要となる。昨シーズンはバレー、阿部拓らを擁しながらも総得点は26。年間順位では13位ながら、得点数ではJ2に降格した山形の24得点に次ぐ、リーグ17位の数字だった。
佐久間悟監督はよりカウンターに磨きを掛けていくことで得点力アップを図ろうとしているが、その軸となるのがクリスティアーノだ。昨シーズンよりも高い位置でボールを奪い、素早くクリスティアーノに展開することで効率よく得点を狙う。このカウンターを機能させるには、最終ラインと中盤が、高いライン設定を遂行できるかにある。昨シーズンのように押し込まれ、自陣ゴール前で防戦一方になれば、クリスティアーノがいかに攻撃力を擁していても、周囲のサポートが得られずに孤立してしまうだろう。
また佐久間監督は、改善策としてセットプレーの強化も明言している。いずれにせよ、今シーズンもしぶとく粘り強く勝ち点を拾っていく他にJ1残留の道はない。1stステージでいかに勝ち点を積み重ねられるかが、チームのメンタルやコンディションをも左右することになる。
[移籍IN&OUT]
>IN
ビリー・セレスキー(ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツ)、クリスティアーノ(柏)、ニウソン(シアノルチ)、ジウトン(CAメトロポリターノ)、柴村直弥(OKSストミール・オルシティン)、渡邉将基(岐阜)、新里亮(水戸)、吉野峻光(C大阪)、田中佑昌(千葉)
黒木聖仁(長崎)、岡大生(千葉)、河本明人(栃木)、森晃太(名古屋グランパスU—18)
>OUT
伊東純也(柏)、阿部拓馬(FC東京)、下田北斗(湘南)、荻晃太(名古屋)、秋吉泰佑(岡山)、堀米勇輝(京都)、松本大輝(長崎)、阿部翔平(千葉)、マラニョン(未定)、バレー(未定)、マルキーニョス・パラナ(未定)













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