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[アルビレックス新潟]昨シーズンのベースに吉田新監督が新たなスパイスを加える【J1戦力情報2016】

2016.02.18

senryoku2016_niigata2015年シーズン成績]J1年間順位15位 8勝101641得点58失点

 昨シーズン年間順位では15位に終わった新潟は、それ以上の成績を収めるべく、新指揮官に吉田達磨監督を迎えて新たなスタートを切る。ただし、その視界は決して明るいとは言い切れない。補強という部分においては、FW鈴木武蔵を筆頭に期限付き移籍からの復帰がほとんどで、新たに獲得した選手としては、サイドアタッカーである伊藤優汰を京都から獲得したくらい。他は大卒ルーキーであり、即戦力として起用できるかは未知数だ。それだけに、育成手腕に長ける吉田監督の指導にすべてはかかっていると言っても過言ではない。

 吉田監督が掲げるサッカーは、ボールを保持して奪ったら人数を掛けてゴールに迫る、いわゆるポゼッションサッカーである。完遂するには運動量だけでなく、それぞれの技術に加え、チームとしてのコンビネーションが問われることになる。機能するには時間を要するだけに、これまで戦力的にも堅守速攻で戦わざるを得なかった新潟の選手たちが、新しいスタイルにすんなり馴染むかどうかには疑問符が残る。公式戦を重ねていく中で、スタイルを完成させていくことになるが、内容を追求しながら結果を得ることができるのか。スタートダッシュで苦しむようなことになれば、結果と内容の両輪で苦しむことにもなりかねない。吉田監督は、昨シーズンの柏と同様に理想と現実の狭間で1年を戦うことになりそうだ。

 それでもプラス要素もある。戦力動向としては、目立った補強もなければ、大幅な戦力放出もない。前線のFWラファエル・シルバ、FW指宿洋史、中盤の底を担うMFレオ・シルバ、FM小林裕紀、最終ラインを担うDF舞行龍ジェームズ、DFイム・ユファンらチームの軸となる選手は健在で、昨シーズンのベースがある。お互いの特徴も把握しており、ハイプレスであり、チーム全員による献身的な守備という基盤はすでに備わっている。そこに吉田監督がいかなるスパイクを加えるか。攻撃の形さえ見えてくれば、強豪にとっても怖い存在になるかもしれない。

[移籍INOUT
>IN
伊藤優汰(京都)、西村竜馬(沼津)、酒井宣福(福岡)、増田繁人(町田)、鈴木武蔵(水戸)、小塚和季(山口)、端山豪(慶應義塾大学)、早川史哉(筑波大学)、宮崎幾笑(昇格)

>OUT
佐藤優平(山形)、大井健太郎(磐田)、山本康裕(磐田)、酒井高聖(福島)、川口尚紀(清水)

[J1戦力情報2016]北から順にJ1全18チームを更新!!

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