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[ヴィッセル神戸]前線のアタッカー陣は豊富も中盤の戦力は未知数【J1戦力情報2016】

2016.02.22

senryoku2016_kobe[2015年シーズン成績]J1年間順位12位 10勝8分16敗44得点49失点

 チームの戦力は未知数だ。昨シーズンの攻撃を彩った森岡亮太と、中盤の底で攻守に貢献したチョン・ウヨンという2人の核がそれぞれ海外に引き抜かれてしまった。新戦力としては鳥栖からMF藤田直之、清水からDF村松大輔、KリーグからGKキム・スンギュといった即戦力を獲得したとはいえ、選手層を上積みすることができたかと言えば、疑問符が付く。今シーズンも自分たちのサッカーを貫くというよりも、策士であるネルシーニョ監督の采配とやりくりによって、勝ち点を拾っていく厳しい戦いになりそうだ。

 とはいえ、攻撃の軸としてはFWレアンドロが健在。多少の厳しいマークに遭っても強引に得点する力のあるエースの存在は大きく、ゴール前の迫力はキープできている。他にもFW渡邉千夏、FW石津大介、FWペドロ・ジュニオールとゴール前で仕事のできるアタッカー陣が揃っており、前線のタレントは豊富だ。その一方で、前線にパスを供給する中盤の戦力は、やはり森岡が抜けた影響がいなめない。そこを戦術や采配でどう補っていくのか。ネルシーニョ采配の見どころである。

 対戦相手に応じて戦い方を変え、相手のストロングポイントを潰すことで、主導権を握る神戸は、今シーズンも多彩な戦術を見せることだろう。ただし、その狙いがはまったときは強いが、広島や浦和、他にも鹿島やG大阪、FC東京と、独自のスタイルのあるチームには競り負けてもいる。強豪を意識して対策を講じるあまり、自分たちのサッカーを見失っているのも事実である。就任2年目となるネルシーニョ監督は、上位進出に向けて勝たなければならない強豪との試合で、自分たちのスタイルを優先するのか、それとも対策してまで勝負に徹するのか。そこもまた神戸が上昇するか停滞するかのポイントになりそうだ。

[移籍IN&OUT]
>IN
伊野波雅彦(磐田)、村松大輔(清水)、キム・スンギュ(蔚山現代)、藤田直之(鳥栖)、中坂勇哉(昇格)、田中雄大(水戸)、松村亮(栃木)、松下佳貴(阪南大学)、小林成豪(関西学院大学)、東隼也(昇格)、藤谷壮(昇格)

>OUT
森岡亮太(シロンスク・ヴロツワフ)、チョン・ウヨン(重慶力帆FC)、増川隆洋(札幌)、安田理大(名古屋)、奥井諒(大宮)、吉丸絢梓(大分)、ブエノ(鹿島)、マルキーニョス(未定)、和田倫季(未定)

[J1戦力情報2016]北から順にJ1全18チームを更新!!

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