[2015年シーズン成績]J2順位3位 24勝10分8敗63得点37失点
昨シーズン、J1昇格プレーオフを勝ち抜き、5年ぶり3度目となるJ1の舞台へと返り咲いた福岡は、「残留は最低ラインで、それ以上を目指す」(井原正巳監督)と意気込む。そのベースとなるのが、昨シーズン1試合平均0.84失点という数字を残した堅守である。
現役時代には日本を代表する名DFとして活躍した井原監督らしく、全員がハードワークしつつ、組織的な守備で戦うチームを今シーズンも継承していく。ファインセーブを連発して幾度もチームを救ったGK中村航輔は柏へと復帰したが、新守護神としてイ・ボムヨンを獲得。ベースとなる3バックにも千葉からDFキム・ヒョヌンと川崎FからDF實藤友紀を加えて、DF濱田水輝とともに新たなる守備ラインを形成する。守備の連係構築を懸念する声もあるが、そこはDF出身の井原監督のことである。昨シーズンと変わらぬ堅守を築き上げるのに心配はいらないだろう。
その一方でJ2よりも対戦相手の守備も堅く、ミスする回数が少ない選手たちが揃うJ1において、いかに得点を奪っていくかが福岡の課題となる。昨シーズンのチーム得点者を見ても、MF鈴木惇の9得点が最高であり、二桁得点を記録した選手はいない。よりマークが厳しく、スペースのない中で、得点を奪えるかは未知数だ。
前線のウェリントンは警戒されることもあり、2列目を務めるFW城後寿、FW金森健志がゴール前で決定的な仕事に絡めるか。中盤の底には、井原監督が基盤と語るハードワークができるMFダニルソンを獲得した。そのダニルソンのボール奪取からいかに素早く前線へとボールを展開できるか。J2時代以上に、苦しい戦いを強いられる試合も多くなるだけに、チャンスを確実にものにする決定力と攻撃の質こそが、J1残留、さらに目標とする中位でのフィニッシュには必要となる。
[移籍IN&OUT]
>IN
ダニルソン(名古屋)、キム・ヒョヌン(千葉)、兼田亜季重(山形)、古部健太(長崎)、イ・ボムヨン(釜山アイパーク)、實藤友紀(川崎F)、為田大貴(大分)、下坂晃城(鹿屋体育大学)、冨安健洋(昇格)
>OUT
中村航輔(柏)、酒井宣福(新潟)、牛之濵拓(盛岡)、笠川永太(アルビレックス新潟シンガポール)、モイゼス(リネンセ)、イ・グァンソン(済州ユナイテッド)、古賀正紘(引退)













![国内実績十分の“助っ人”たちの活躍が光るJリーグ[COLUMN]](http://soccerpushup.jp/wp/wp-content/uploads/2017/04/bnr_2.jpg)

![ストライカーの活躍はチームの成績と比例する[COLUMN]](http://soccerpushup.jp/wp/wp-content/uploads/2017/04/bnr_3.jpg)

![広島を支えた佐藤寿人と森﨑浩司が最後の試合で見せた姿勢[COLUMN]](http://soccerpushup.jp/wp/wp-content/uploads/2016/12/bnr.jpg)





