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年間首位をかけて臨む浦和に立ちはだかる横浜FM

2016.11.02

pick2016_2_17|攻撃の完成度、チームの連動性で高いクオリティーを見せる浦和

いよいよJ1リーグは2ndステージの最終節を迎える。すでにJリーグチャンピオンシップ出場を決め、前節では2ndステージ優勝を果たした浦和は、今節、年間首位になるべく、横浜FMを迎えてホーム最終戦に挑む。

勝ち点73で年間首位に立つ浦和と、年間2位につける川崎との勝ち点差はわずか1。G大阪と対戦する川崎の結果次第で、浦和は今節のスコアに関係なく年間首位が決まる可能性がある。ただ、浦和としては、今節はホーム最終戦であり、チャンピオンシップに弾みをつけるためにも、勝利してリーグ戦を終えたいところ。

これまでは、リーグ終盤になると失速するイメージがあったが、今シーズンの浦和はそれを払拭した。ルヴァンカップ優勝に加えて、リーグ戦では6連勝と、まさに佳境を迎えれば迎えるほど、その強さとしたたかさを揺るぎないものにしてきた。

前線のトライアングルが見せる攻撃のバリエーションは多彩で、そこから外に展開して再び中に折り返してゴールを陥れる形は、非常に高い完成度を誇る。その三角形を形成するのは、FW興梠慎三、MF武藤雄樹、MF高木俊幸だが、FW李忠成やFWズラタンが入っても変わらぬクオリティーを維持することができる。

また、前節の磐田戦で武藤の得点をMF駒井善成がアシストしたように、駒井とMF関根貴大が見せるサイド攻撃も脅威。その流れるような攻撃を支える攻守の切り替えもスムーズで、チーム全体が連動する動きには、まさに付け入る隙がないといった感じだ。

|やはり齋藤学のドリブルが浦和の守備を崩す生命線となる

その浦和に今節、立ちはだかるのが横浜FMである。2ndステージでは6位につける横浜FMは、ここ5試合で2勝2分1敗。川崎との神奈川ダービーでは2−3と敗れたが、鳥栖やG大阪といった力のある相手には肉薄し、甲府や新潟といった下位相手には複数得点を決めて勝ち切る力を擁している。

その攻撃を牽引しているのがMF齋藤学である。類い稀なテクニックと力強い突破で、DFを抜き去りゴールに迫るドリブルは、浦和の守備陣も手を焼くことだろう。警戒されていてもチャンスを作り出す能力のある齋藤を、森脇良太、遠藤航、槙野智章の3バックはいかにして止めるのか。横浜FMとしては、齋藤がDFを引きつけることで、数的優位を作り出し、FW富樫敬真やFW伊藤翔がフィニッシュを狙いたい。

また、浦和と横浜FMはともにセットプレーでの高さに自信を持っている。浦和ならば槙野、横浜FMなら中澤佑二が空中戦で強さを発揮するだけに、CKやFKによるセットプレーから得点が生まれる可能性も高そうだ。

試合は今シーズンの勢いやチームとしての完成度を見ても浦和が優位に進めていくことになるだろう。横浜FMは、浦和の素早い攻撃と、サイドを大胆に使うダイナミックな攻撃を最後のところで弾き返すことができるか。また、浦和が見せる前線からのプレスをかいくぐって齋藤に前を向かせて仕掛けることができるかもポイントになる。

一方の浦和は、MF柏木陽介やMF阿部勇樹が高い位置でボールを奪い、前線へと縦パスを供給することができるかにある。興梠にボールが入れば、その瞬間にチームはスイッチが入る。そこまでパスがつながれば、駒井や関根のサイド攻撃による折り返しから、得点が生まれる匂いは漂っている。

最終局面に突入したJ1は13時30分より全9会場で同時キックオフ。ちなみに残留争いでは、勝ち点30で並ぶ16位の名古屋と15位の新潟は、それぞれホームで湘南、広島と対戦する。また勝ち点31の14位甲府もホームで鳥栖を迎え、勝ち点33の13位磐田はアウェイで仙台と運命の一戦を迎える。うち1チームがJ2に降格することになるが、90分の戦いを終えた結末はいかに……。

(文・原田大輔)

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